子供の行く末 (ゲームソフトのインターネット産直販売)   H12.2
 
 7社の大手ゲーム機会社とインターネット関係会社大手コンビニ等、多くの大企業が巨大な設備投資と多くの人の時間を使いゲームソフトの販売をインターネットでするというニュースを聞きました。
何の為に多くのエネルギーを使うのでしょうか?「企業のお金儲けの為に」が殆ど全てではないでしょうか。
 あらゆる高度な手段で人々の購買意欲を煽動し、その販売で人々に、時間の無駄遣い、堕落、非教育的環境、をもたらし、結果として何も建設的効果は望めません。「経世済民」に程遠い、数字や統計の上だけの経済をもてあそぶのではないでしょうか。その無駄は誰かが負担しているのです。アクセク金を追い求めなければならないサラリーマンか?めぐり廻って開発途上国の人々か?飢えに苦しむ難民か?誰かが無駄を負担している事を考えるべきです。
もし、その効果として娯楽的要素を言い出すならば、何も莫大な無駄遣いをせずとも、四季の移り変わりを愛でたり、動植物との交わりに感動したり、友と野山に戯れる事で十分に時間を無くしてしまいます。金儲けを企む企業の高度な手段で人々の娯楽の手段を巧妙に変えているのではないでしょうか。金銭的負担無く且つ娯楽の内に自然観察や感性や人間性の学習をする時間をうばいさったのです。
 各々の自己の責任とは云え、幼児は保護者不在か保護者無視の社会環境すら感じられます。金銭至上主義の基、社会の多くのシステムが無駄遣いを煽動し、金を動かす事で利を求める事のみが目立ちます。企業は社会的責務を考え、又、人々は目的意識をしっかり持って、真価を見極め対処しなければなりません。動物が餌付けで自然環境に生きられなくなる様に、お金に人生が牛耳られるのではと心配です。

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