真 価 論   若城光柾 H15.8.9             食景都市「環」 にリンク

均衡と循環の原則の基に、総ての物事にその役割として価値がある。

その価値を基準に私達人類も行動しなければならない。


真   価=夢と希望と期待を抱き、その成就に感動し感謝出来る事

        =愉しく、豊かな気分になる事

お金は、ルール(約束)で作られた価値の代用基準物で、真価ではない。

ルールにより真価はお金になるが、お金は必ずしも真価に成りえない。

価値の裏付け無く発行したお金、拾ったお金、搾取したお金、盗んだお金等に、真価は無い。

真価の無いお金でも、ルールにより、使い方で真価を得る事が出来る。

真価を実行出来る能力を持つ者が、真価が伴うお金を「所持したり」「使ったり」出来る。


真価主義

本当の価値を基準に、全ての物事を考えて実行する。

自分の生活に真価を取入れて、嬉しく感動する事を探求する。


自然生活社会と現代文明社会との整合

世界統一の真価で保障された(安全食物本位)通貨の定着。

自然安全食物のエネルギー量と通貨を等しくする。通貨=安全食物

健康に生きられる事が最低絶対基準。

権力でなく、生きる基が最大の価値。

自活を守る努力―専守防衛。


真価経済へ移行 

実質実態評価に基づく過不足の無い取引が最良。

実態行動と貨幣価値を同等にする。

法秩序から人間性秩序に、法は仮想秩序、法による一時的仮定秩序やルールは必要。


共棲主義へ移行 

  「共存共栄平和互恵を求める努力」を愉しむ生活をする。

   人間の思考能力による理解(考え方)により永遠の自由を獲得する。

   お互いの立場を認め合う、自由の枠組みを理解し定着する。 

 道徳、社会性、倫理観、自立 (権利、義務、責任の均衡)


貨幣経済の終

貨幣の性質(架空価値を権カと擬装で強制) 不確実性 貨幣の一人歩きをなくす。

貨幣による調整、搾取、強制による不平等、不満、紛争との決別。

貨幣がギャンブルのチップ化(相場、投機、先物取引、為替格差)


自由主義の矛盾

制約が少なく、気の向くままを楽しむ生活には限界がある。

自由−プレッシャーの回避−堕落−人間性喪失−無秩序

自由と自由の接点に不自由があり、勢力の攻めあい、抗争の悲劇がある。

 

分 担    h15.11.26

自然界の萬物は、全てそれなりの役割を担って存在しています。

人間、鳥、魚、樹木、草花、昆虫、微生物、空気、水、鉱物、全て同じでなく違った役割、作用、存在・・を担っています。

男と女、おとなと子供、私とあなた・・も同様、違った役割、作用、存在・・を担っています。

その違いや効果効率を知り、考えて合理的に行動できれば、無駄が少なくゆとりが生まれます。


生活のゆとり  15.11.25

もの心付いてから社会人に成るまでに、勉強し、予習し、実験し、検証し、考え、練習し、自信に満ちた自活能力を十二分に持っていること。その能力が社会人としての実践で、仕事をして、他人に奉仕する事が出来て、余裕が生まれます。

思い立ったら吉日。自ら進んでする努力は愉しみです。生涯努力出来る様に!!


自活の進展  h15.11.24

たくましく生き貫く健康で強靭な精神と活動する力      ・・・先ず自分の一生の生活

自分を活かす能カ                        ・・・他人と共存出来る生活

頼られ分け与えられる、ありあまる能力  ・・・他人への支援が可能で、ゆとりのある生活

お金や物品、他人の力は自活の為の道具や協力者で、自活の力が無ければ自由度は少ない。


生活力の継承 h16,2,20

 老人から赤ん坊まで、祖父母、親、子供、孫と「生から死まで」の生活を共にする事で、「生活力の有る者、無い者の協調互助の生活集団」として合理的で安定安心の生活が出来ると考えます。そうした生活はそれなりに、多くの摩擦や問題が起ります。しかし、それらを考え、悩み、理解し、解決する事で、人間としての英知である「人間性」を、苦難も感じながら身近に実習し、習得出来るのだと思います。

 現実に即した、道徳観、倫理観、社会観、世界観を感じ取る力は、物心付いた幼少より、そうした環境で、あらゆる角度から生活の中で経験し成長するように思います。

 古くからの人間としての動物的基盤に則った生活環境の下で、どのように豊かに快適に愉しく生活できるかを、創意工夫し発展実行する事により、本来の平和で、自由で、幸福な生活が出来ると思います

 人間の集団生活の真の意義を理解出来ず、安易に悩みから逃れても、何も解決し難く、平和で、自由で、幸福な生活への道のりは遠く感じます。家族集団の自活努力を原点に、地域の自活、国の自活が成されない限り、甘えや、責任転嫁や、弱肉強食による、他からの利益誘導が繰り返されます。

 日本も「礼節を重んじ自活する民族」であった様に、世界には同じ様に自活を愉しんでいる民族が存在しています。そうした民族は素朴で、気の良い、争いを好まない、節度を気にする人々が多いようです。先進文明、文化生活のまやかしに気付かず、安定、平和、幸福を犠牲に、安易な快楽を求め金権を追っかけない様にと心配します。

 個々の自活の力を弱めて、働き蜂になりやすい環境の整備に力を注いで、個々を働き蜂にしたてて、蜜を取ろうとする戦略がある様にも思われます。



充 実 生 活 h16.3.18

自分の成長を楽しむ                                   

1、元気に前向きに生活

   健康な心身、夢、希望、大志を楽しむ

   好奇心、探究心、生活環境(家庭、社会性、経済性、地域性、国際性、人脈)

2、努力無くして成功なし

   能力開発、的確な発想、賛同される対処

   思考力、哲学、専門知識、先見能力、「働かざる者食うべからず」=世に役立ち豊かに

   見る、聞く、感じる、知る、考える、生活を創作する(勉強、仕事、遊び、交際、趣味)

自分の鍛錬を楽しむ        10有5にして学に志し                

3、自分自身を知る、友を選ぶ

   想いを募らせるほどに、不安、不自由の増大

   正確な自分の位置、目的達成計画の基礎

   人生設計(設計精度が実施努力の成果に影響)

4、天職を選ぶ

   自分の一生涯を懸けるに価値あると思う職、

   命を懸けた厭きない職(厭きない事=難しい事≠挫折を哲学、信念で回避)

5、師を選ぶ、仲間を選ぶ、書(先人、歴史)を選ぶ

   自ら鍛える(内容×時間)、社会人に羽ばたく後ろ盾、自信を付ける

社会人として能力を楽しむ     30にして立つ40にして惑わず50にして天命を知る  

6、他人から頼られる、子供を育てる、弱者を助成する

   10歳までは自分の事を考える、10歳代は家族一族の事を、20歳代は地域の事を、30歳代は国の事を、40歳代は世界の事を考えて他人に語れる

7、自己主張、人を選ぶ(人から選ばれる)、交流の拡大

   各々の個を中心に認めて且つ解りあえる

   他人を見る目を持ち、過不足無く交流出来る

一族(家族、国家、人類)の未来を楽しむ  60にして耳に順う              

8、余暇を生かす

   自分の人生を無駄使いしない(思いのまま好きな事が出来る)

   次世代の心配

9、自分の場を持つ

   場が認められる(存在と自由が認められる)

10、自由を得る       70にして心の欲するところに従いて矩をこえず       

   「空」、悟り